2009年2月8日日曜日

DUXのサントラが出てた

duxost2

ちょっと前に「最後のDCソフト」っつうことで騒がれてから続報を聞かないので「どうなってるのかなー」と思ってサイトを見に行ったら、ちょうど今月からサントラの販売が開始されていました。

DUX OST CD - HUCAST.net – Artikeldetailansicht
曲はBlogで試聴できます。

ソフトの予約で資金を集め、サントラの先行販売で資金を集めてと、自転車操業っぽいのがなんともアレですが、まだプロジェクトが生きていると分かって何より。
予定通り行けばソフトの方も今月末か来月には発売されるようなので、最後最後と言われながらSTGが出続けていたDCも、98年の発売から10周年を経ていよいよ本当の最終章を迎える事になりそうです



次は「最後のメガドライブソフト」かな?

2009年2月6日金曜日

Twitter始めてみた



一昨日から始めてみたですよ Twitter
もう流行りだしてから2年経とうかという今更ですが、前から幾つかはRSS登録して読んでいたので、そろそろ読むだけでなく飛び込んでみようかなと。

ファンが制作した『ロックマン10』

Go Nintendo より)

Megaman_10___Title_Screen_by_MegaPhilX

YouTube - MegaMan 10 Gameplay Footage - RainbowMan Stage


完成度高すぎ!ちゃんとショット使い分けて見せるのも素敵。

2009年2月3日火曜日

SEGA Mega Drive Ultimate LP

SegaVinyl

N/A: SEGA Mega Drive Ultimate Collection Limited Edition Vinyl... - VGMdb

VGMdbの更新チェックしてたら発見。レコードですよレコード!

説明文を読むと、PS3/Xbox360で発売される『SEGA Megadrive Ultimate Collection』の欧州版と豪州版の限定版特典だそうです。上の写真もSega EuropeのFlickrに載っていたものなので、まあフェイクじゃなさそう。

別サイトの記事を信じれば、全世界3500枚限定の内最初の一枚(#1)は、Sega Australiaによって公式にeBayで販売されるようで、それによると曲目は

A面
A1. Main Theme (4:09) <Space harrier>
A2. Star Humming (3:28) <Ristar>
A3. Day 3 (Tidal Surge) (3:03) <Vectorman>

B面
B1. Turtle Village (2:13) <Golden Axe>
B2. Restration (2:07) <Phantasy Star II>
B3. Scene 18 (Shout and Twist) (3:46) <Vectorman 2>

日本じゃそもそも『SEGA Mega Drive~』が発売されないようので、入手はオークションしかないのかな? 「3500枚限定!」・・・ってそんな煽るほど少量じゃないけど、レコードでというのは貴重ですね


// 2月4日 追記
ちょっと早とちりしてた、Sega Australiaのオークションは#1だけですね。これはチャリティオークションになっていて収益はオーストラリア ガン委員会に送られるそうです。
まあeBayにはソフト購入者からもLP単体で出品されるだろうし、よく考えたらPlay Asiaか海外通販サイト使えば日本からソフトごと注文できるかも。北米版ではダメってのがちょっと面倒そうですが。

喫茶店から生まれた『World of Goo』

Gametrailers.com - SpikeTV - The Next Great Game Gods Pt. 3

SpikeTV: やあ、2D BoyのKyleとRonだ。君らは実際にこの喫茶店で開発をしているの?
Ron : そうだよ
SpikeTV: じゃあここが2D Boyのオフィスってわけ?
Ron : 確かに僕らにとっては数ある「オフィス」の一つだね
「水族館から生まれたテトリス」とか「庭いじりから生まれたピクミン」のような抽象的な意味じゃなく、実際に喫茶店のテーブルの上から生まれた『World of Goo』。WiiWare/PC/Steamで配信されている物理演算系パズルゲームです。
2D Boy: Games
日本ではWii版より先にPC版の不正コピーの問題で紹介されてましたが(ref. iNSIDE スラッシュドット)、実はWii版の『World of Goo』は、XBLAの『Braid』と並んで昨年最も注目を集めたインディーゲーム・ネット配信ゲームで
などなど、クリティカルな評価でも実際のセールスでも無名スタジオの処女作とは思えない記録を数々打ち立てた、間違いなく2008年を代表するゲームの一つです。

たった二人の開発者がノートパソコン片手に喫茶店で作ったゲームが、マリオカートやスマブラと並んでその年最高のゲームに選ばれる――『Braid』や『Castle Crashers』もそうだけど、改めてインディーゲームの可能性を感じます。すげぇなぁ!


// 追記
なんかパブリッシャー潰れちゃった模様
http://www.inside-games.jp/news/334/33421.html
PC版は関係ないけどWii版はどうなるんだろ?

2009年2月1日日曜日

去年書きそびれたネタ

書きそびれたというか「あ、これ面白いな」「これ紹介したらウケそうだな」と一応ブクマして置いたけど、興味はあっても知識が無いので「どうせいっちょ噛みな事しか書けないしなー」と放置した結果、すっかり紹介するタイミングを逃してしまったネタを一応フォローしておこうという、そんなリサイクルなエントリなのです。 書こうと思ったのは去年だけど、記事自体は結構古いのも混ざってます。

それぞれ軽くさわりだけ書いておくので、読んだ人でもし気になる記事があったら、ちゃんとした翻訳なり解説なりして貰えたら嬉しいです (LYEさん どうですか?←無茶振り)

 


外国人レビュアーから見たPerfume

ZB's A-Z of J-Music: REVIEW: Perfume – Game

春に出たアルバム『GAME』のレビュー記事

評者のZac Bentzは大手ゲームブログ Destructoidと、その姉妹ブログJapanatorの音楽関連記事を担当している編集者で(このレビューもJapanatorに同時掲載)、パトリック・マシアスが編集長を務めるジャパニーズカルチャー誌 OTAKU USAにも音楽時評を寄稿している新進気鋭のJ-Pop/J-Rockライターさん。

「ネットカルチャー」「プロデューサーの時代」という観点からよく比較されるVocaloidについてもちゃんと押さえられていて、なかなか読ませるレビューです。ただ、Perfume以前からcapsule、MEGといったヤスタカワークスを一貫して評価してきたZacさんからすると彼女達もあくまで「中田ヤスタカの新しい楽器」に過ぎないのか、Perfumeそのものへの評価は比較的辛口です。

Perfume人気を語る上で重要な要素である「アイドル」としての評価がすっぽりと抜け落ちているので、その点は一応ツッコミ所になっているものの、逆に言えばミーハー的なバイアスが一切掛かっていない中立なレビューと言えるかも知れません。

 

本当に日本で働きたいの?

Japanmanship: Frequently Asked Questions

日本のゲーム会社に勤める匿名ブロガーのJC Barnettさんが、日本での就職を希望する後輩からよく訊かれる質問への回答(FAQ)をまとめたエントリ。

「日本に行けばアニメ・ゲーム・マンガ天国ってのは本当ですか?」というオタク丸出しの質問や、日本語学習に関するエピソードは面白いですが、労働環境や仕事内容に関する回答はなかなかシビア。やっぱり日本は給料安いのね・・・

 

アメコミは何故失敗したのか

the comic-book apocalypse » Badmouth

90年代前半から中盤までにアメリカンコミックス業界で巻き起こったコミックブックの投機バブルと、バブル崩壊後の衰退を記録した回顧録。

長文なので自分には内容を正確に把握できていないし、もしかしたらアメコミフリークには有名な出来事なのかもですが、個人的には滅茶苦茶面白い話でした。だってこれって言ってみれば曲芸商法と転バイヤーが一つの産業・文化を破壊したという記録ですよ?

出版社と投機家が作品性・作家性を軽視して、ただただ「投機的に価値のある」コミックスを追い求めていった結果、最終的に「本を手に入れたら中身も読まずにコレクターズケースに仕舞いこむ」のが暗黙の了解とされた時代というのは、元記事のタイトルが示す通りコミックブック文化の終末期であり、その終末を導いたのがそれまでコミックブックを支えていたファンでありマニアだったというのもまた悲劇です。

こういう話を聞くと、ゲーマーとしてはついついアタリショックを連想してしまうけれど、たぶんそれより酷い。というかヤンキーは何度こんな悲劇を繰り返せば(ry

これも一応、マンガ・出版不況の話題に絡めていっちょ噛みできるかなと思っていた記事ですが、どうも後から調べてみたら、日本と米国じゃマンガ/コミックスの流通構造が全然違うんですね(特に当時は)
一般書店で当たり前のようにマンガが売られている&注文すればすぐ届く日本ではとりあえずはこのような極端なバブルは起こりそうもないので、その辺りは出版というよりは、単なるオタク向け・マニア向けビジネスの失敗体験として読むべきでしょうか。

むしろ日本にとって重要なのはバブル後の低迷(Marvelですら一度倒産しています)によって活動の場を失った作家や、メインストリームのコミックスから距離を置くようになった読者が、程なくして「Manga」と出会う事になる歴史的経緯の方かも知れません。

 

翻訳家トマト氏の華麗なる二重生活

Gamasutra - You Say Tomato: A Pro on Fan-Translating Nintendo's Mother 3

いちゲームファンとして『バハムートラグーン』『スターオーシャン』、『MOTHER3』などの非公式な翻訳(エミュ訳)活動を続けながら、一方でプロとして『キングダムハーツII』や『ドラゴンボール』『ルパン3世』などのゲーム・アニメの英訳に携わっている翻訳家、Clyde ‘Tomato’ Mandelin氏のインタビュー。

Gamasutraというメジャーな媒体で、こんなある意味アングラな活動を取り上げるというのもちょっと驚きますが、更に驚くのが「ファンとしての活動がキャリアの妨げになった事は無いし、むしろ自分がプロの舞台に飛び込んだときに、ファン翻訳家としての経験が非常に役に立った」という本人のコメント。

柔軟というか現実的というか・・・ アニメのファンサバーの人とかも、本当はこうやって業界に取り込んで活躍してもらう方が良いのかも。 ちょうど去年の今頃そんな話が出てたけど、あれはどうなったんだろ?

 

がんばる零細ゲームストア

The Escapist : Indie Game Store

タイトルだけ見て「海外にも同人ゲームショップが?」と思って読んだら、文字通りの”独立系”ゲームストアの話だったという・・・でも面白かったので紹介。

国土が広く流通コストが嵩む上、ブロックバスターなチェーンストアが幅を利かせる米国では、小規模小売店は日本よりも更に厳しい立場に置かれているようで、この記事で紹介されている零細ゲームショップの生き残りも「問屋から仕入れるより近所のトイザラスから買ってきた方が安い」という泣ける状況にあるのだとか。(これは日本の小売でも聞きますが)

ニューズウィークやワシントンポストのような一般紙・誌でもガチのゲームレビューが読めたり、ゲームレンタル制度で学生時代から数多くのゲーム体験を蓄積できるという米国のゲーマーを取り巻く環境は「正直羨ましいよなぁ」と思う反面、この記事に出てくる地域密着型の中小ゲームストアやゲームセンターのようなゲーマー的原風景が急速に失われてしまっている現状というのはやはり寂しいものがあります。
ゲームセンターといえば、スト4ですら海外ではアーケード展開見送り(CS版のみ)ですもんね・・・世知辛ぇです。

 

行け行け!同人メーカーズ!

The Escapist : Doujin A Go Go, Baby!

上と同じくEscapistの記事で、こちらは本当に同人ゲームのお話。
といっても正確には日本で言うところの「同人ゲーム」というよりは、フリー・商業作品も含めた「インディーゲーム」の話がメインで構成されていて、クリエイターとしてOMEGA氏ABA氏Hikoza氏Pixel氏のコメントが引用されています。

同人サークルもTYPE MOON渡辺製作所黄昏フロンティアEasy Game Stationといった有名どころがしっかり押さえられていて流石。実際にはこれが書かれたのは3年前なので、いまならNIGORO07th Expansionあたりも入ってるかもしれません。
あと、この記事では触れられていないですが、上海アリスも2003年の東方妖々夢(aka. Perfect Cherry Blossom)の時点で海外には紹介されています。

日本の同人ゲームはHimeyaのような通販サイトやアニメ・ゲームコンベンションの会場でも販売されているので、海外でも案外流通してるんですよね。確か何年か前のAnime ExpoでもEFZの大会だか対戦会だかが開かれていたはず(当時ComboVideos.comに動画UPされてた)


あーうー、ちょっとまとめるだけでも疲れる・・・。でもまあとりあえず溜め込んでた物を吐き出せたので良かったです。

本当はEscapistとかGamasutraとかのコラムをスラスラ読んでスラスラ紹介できたら楽しいんだろうなーと思うけど、基本的に英語分からんのでそれも難しいです。勉強しなくちゃね。