2008年8月10日日曜日

アメリカのゲーム雑誌ってメチャクチャ安いのな

アメリカのインポート業者が週刊ファミ通を輸入販売するっちゅう話をKotakuが取り上げていたんですが、
その定期購読料が安くても年間480ドル(1冊当り9.23ドル=約1000円)、日本とタイムラグ無しに届く翌日配達便だと年間2,860ドル(1冊当り55ドル=約6000円)という超ボッタクリ価格。(日本で買うと370円)


年間2,860ドルも払うのは、ゲームメーカーの法人購入とか雑誌のエディターとかの経費で落とせる人だろうから良いんだろうけど、1冊9ドルでも高いよなぁと思って、何の気なしにゲーム雑誌の相場をAmazonで調べてみたら・・・これがまぁ安い!




「米国のファミ通」的存在のEGMは1冊1.66ドル、実売200万部・世界最大のゲーム誌 Game Informerも1.67ドル。Nintendo Powerとか他のゲーム雑誌も日本円にして100~200円程度で買えちゃいます。
「再販制度が無い」+「定期購読が主流だから在庫・返品コストが少ない」+「Amazonマジック」でこの値段で売れるんだろうけど、これって文系ゲーマーにとっては天国ですよねぇ。

その国のゲーム文化やゲーマーの価値観を形成する上で、ゲーム雑誌が果たしている役割はきっと凄く重要で、自分も親がゲーム買ってくれない家だったので、小学校の頃からファミ通やらVジャンプやら、姉が買ってたゲーメストやらネオジオフリークを読み耽っていたお陰で、良ゲーの匂いに敏感になったり、点数は同じでも普通に誉めてるレビューと実は全然誉めてないレビューの区別が付いたり、「作曲家が○○さんだから買っとくか」みたいな変な価値観が身に付いたんですが、そういうリテラシ的な意味で、安価で幾つものゲーム雑誌を購読して読み比べる事の出来るアメリカのゲーマーは幸せモンだと思います。うらやましい。