2010年12月29日水曜日

ソーシャルゲームの「パクリ」ぶりがよく分かるスクリーンショット

Facebookアプリの雄「他社からアイデアを盗めばいい」とは/ゲーム情報ポータル:ジーパラドットコム

このZyngaの例をはじめとして「ソーシャルゲームはパクリだらけ!」という話はよく耳にしますが、具体的にどんな感じでパクっているのか参考になりそうなページが見当たらなかったので、Google画像検索や、Facebookにログインして何枚かスクショ撮ってきました。パクリを語るには「どちらが先」かも重要なので、サービス開始時期も併記しておきます


カフェ経営系

Restaurant City / Playfish [サービス開始:2009年3月~]

Cafe World / Zynga [2009年10月~]

カフェつく (mixiアプリ) / バンク・オブ・イノベーション [2010年5月~]


農場系

Farm Town / Slashkey [2009年5月~]

Farm Ville / Zynga [2009年6月~]

※ mixiの『サンシャイン牧場』は、『開心農場 (Happy Farm)』という中国のブラウザゲームの移植版なので、FarmVilleとはたぶん直接関係無し


マフィア抗争系

Mob Wars / Mob Wars(David Maestri) [2008年1月~]

Mafia Wars / Zynga [2008年6月~]

怪盗ロワイヤル / DeNA [2009年10月~]

※ あわせて読むと味わい深い
- Mob Warsの作者がZyngaを標的に著作権侵害で告訴
- Zynga Sues Playdom Over Mobsters Ads
- 「怪盗ロワイヤル」のFacebook版「Bandit Nation」、8/31でサービス終了


都市建設系

My City Life / City Life [2010年1月~]

Social City / Playdom [2010年2月~]

City Ville / Zynga [2010年12月~]

※ 「今年はシムシティ系が来る!」という話題は2月の時点で記事になっている
EA傘下のPlayFishも「Sim City」の名称が使えるので何か出しそう




他にもっとあるんだろうけど、とりあえず適当にググって出てくる有名どころはこんな感じ。もっと創意工夫してるのかと思ったら、想像以上にそのまんまですね


もちろん、ソーシャルゲームの熱中度を左右するのはゲーム内容より「フレンドがやっているかどうか」のほうが遥かに重要なので、同じようなゲームであれば、ユーザー数とブランド力に勝るZynga版の方が面白いはずです。盗作を指摘されても訴訟を受けて立てば良いだけの話なので問題はありません (『Mob Wars』作者のDavid Maestriは、結局700万ドル以上の和解金を受け取ってZyngaと和解しています)


とはいえ、農場系ゲームに『牧場物語(Harvest Moon)』という大元ネタがある事は海外でもよく指摘されているし、『Mob Wars』はMyspaceでNo.1になった事もある人気ゲーム、Playdomの『Social City』も今年10月のGDCでBest Social Network Game」に選ばれたほど評判のタイトルなので、こうして比較するまでも無くZyngaがパクったという事は同業のゲーム開発者やメディア関係者なら当然知っているワケです(むしろ知ってないとマズイ)

Zyngaのマーケティング手法を賞賛こそすれ、ゲーム内容を評価する声が殆ど聞こえてこないのはそのためでしょう



ちなみに最近FacebookでCity Villeに次ぐ勢いでユーザー数を伸ばしているZuma Blitz』というゲームも、10年くらい前の日本のアーケードゲーム『パズループ』の盗作として悪名高いタイトルです。ただ一方で、開発元のPopCapは『Plants VS. Zombies』や『Peggle』といった傑作を世に送り出し、ゲーマーからも愛されるメーカーになっています

「ソーシャルゲームはパクリだらけ」・・・だとしても、せめて新しいゲーム・面白いゲームを作ろうと努力しているメーカーの方を応援したいもんですね