2008年2月29日金曜日

ぶつ森ホラー

Welcome to Camp


Part11_02 Part13_35

ゲーム板見るよ! おいでよどうぶつの森がホラーゲームだったら。
↑を見て思い出した。
ネタ系巨大掲示板Something Awfulで連載されていた、ぶつ森ホラー小説。
http://forums.somethingawful.com/showthread.php?threadid=2666800

やっぱり海外でも、どうぶつの森の黒さは薄々勘付かれてるんだなぁ・・・と。

2008年2月14日木曜日

古代氏がドイツのゲームコンサートにアレンジ提供

Yuzo Koshiro to arrange music for Symphonic Shades

http://www.music4games.net/News_Display.aspx?id=840

 

毎年GC (Games Convention=欧州最大のゲームショー)と併催され、日本からも多くのゲーム作曲家が出席していたゲーム音楽コンサート"Symphonic Game Music Concert"が、今年からVideo Games Live主催のもの代わってしまうんですが、それを受けて同じスタッフがケルンで始める"Symphonic Shades"というコンサートに古代氏が参加するようです

"Symphonic Shades"は、TurricanやGreat Giana Sistersで知られるドイツのベテランコンポーザー Chris Huelsbeck氏の作品をフィーチャーしたコンサートで、古代氏がアレンジするのは日本でも発売されたJim Powerというゲーム。(ちなみにこんなゲーム

 

// Chris Huelsbeck氏に関してはファクター5の歴史(GAME KOMMANDER)が詳しいです

ヨーロッパのAmiga・コモドール文化圏ではかなり有名な作曲家さんで、このコンサートもチケットが発売2週間で完売、急遽1日2回公演になったとか。

2008年2月12日火曜日

AudiosurfがSteamで配信決定! The Orange Boxとのコラボも

AudioSurf: Kusou Rumba 空想ルンバ (音量注意!)




Gamasutra: Orange Box Themed IGF Finalist Audiosurf Coming To Steam
http://www.gamasutra.com/php-bin/news_index.php?story=17334

ここ最近気になってる音楽パズルゲー『Audiosurf』が、ValveのPCゲーム配信サービス Steamで配信される事になりました
Steam版はValveの『The Orange Box』とのコラボ企画として、『The Orange Box』のサウンドトラックが全曲収録された状態で配信されるそうです。Steam版のユーザーは、ダウンロードしてすぐにStill AliveをSurfできるってわけですね。
いやー、欲しかったもの2つがコラボするなんてなんという偶然。
「洋ゲーやらないから」と思ってSteamも登録していなかったんですが、この機会に導入する事にします。

Steam版の販売価格は$9.95(今なら予約割引あり)で、配信日時は2月15日から・・・って、はやっ!
先月ベータ版が公開されたばかりで、まだIGFでの結果も出てないのに、もう商業ベースのサービスに載るんですね、展開速いなぁ。(Valveのことだから前々から決まってたのかも知れないですが)





ところでこのSteam版 AudioSurf、つい先日Valveが公開した統合開発・販売ツールSteamworksを実際に活用したゲームの第一弾タイトルになるようです。

Steamworksに関しては4Gamerにも記事が載っていて、要するにダウンロード配信向けのゲーム開発・販売に必須のサービスをこれ一つで構築できる統合開発環境ということらしいです。ゲーム開発に何の関わりもない素人の目から見ても面白い中身なので、公式文の説明を一部引用しますと・・・

Steamworksがゲーム開発者に提供する特徴的な機能
  • ゲームの販売状況とユーザーのプレイ内容の統計(*1)
  • 最新の暗号化による強固な海賊版対策
  • ユーザーの所在国情報を認識し、国や地域ごとにコンテンツ内容を修正することを可能にするテリトリー・バージョンコントロール
  • 全てのユーザーに最新のバージョンをプレイしてもらうための自動アップデート
  • プレイ中でもプレイ外でも、いつでも連絡が取り合えるボイスチャット
  • マルチプレイヤーのためのマッチメイキングサービス
  • 実績システムやスコア表示、アバターなどをサポートするソーシャルネットワーキングサービス(*2)
  • 品質検査の為のデータ収集やテストプレイ、そしてユーザービリティの研究が容易に出来る開発環境
ダウンロード配信に不可欠な海賊版対策だとか、各国の表現規制に応じた修正、実績システム、SNSなど、イマドキな機能満載の開発環境を全て無料で提供するという、めちゃくちゃ太っ腹な事をしようとしているValveなんですが、その狙いはPCゲーム復興にあるようです。
Next Generation: INTERVIEW: Valve Unveils Steamworks
"確かに我々の目標の一つは多くの開発者にSteamを採用してもらう事だ。しかし同時にこれ(Steamworks)によって、多くのより良いPCゲームが作られることで、PCゲーム市場が今まで以上に活性化してくれることを願っている"
と、言うわけで、Steamworksで開発したゲームはSteamだけじゃなくて、競合する他のダウンロードサービスや市販パッケージで売ってOKなんだとか。どんだけ神なんだよValve。



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*1)のプレイ内容の統計に関しては、Valveの自社タイトル、『Half-Life2』で一部公開されています。
http://www.steampowered.com/v/index.php?area=stats
http://www.steampowered.com/status/ep2/ep2_stats.php

何時間プレイされているか、どのステージが人気か、ステージ内のどの場所がプレイヤーの墓場になっているか、プレイヤーの実績解除の状況までリアルタイムに統計。
このデータを元にすることで、パッチやエキスパンション、続編の開発に生かされるんでしょうね。


(*2)の実績システムは当然Audiosurfにも採用されるみたいです。


// 追記
そういえば前の記事で「日本語の表示が出来ない」と書きましたが、最新ベータにしたら日本語ファイル名でも表示できるようになってました(タグは駄目ですが)

2008年2月11日月曜日

ファンメイドのMOTHER 2カレンダー

http://theshizz.org/forum/index.php?showtopic=24214

ファンが自作した2008年版MOTHER 2カレンダーがThe Shizzで配布中。
9月のサターンバレーと、12月のストーンヘンジがGOOD。

正直ビビった

まさかはてなのトップページに載るとは・・・

最早こうなると自分のブログのことだという実感が湧かないので
「はてブ×2ch×ニュースサイト砲」を食らった
小規模ブログのサンプルとしてアク解晒しときますね
見よこの沸騰率!熱帯魚なら浮いてるね!


あ~こんな事なら、Raitaさんがキャラデザやってる『戦場のヴァルキュリア』のアフィリエイトでも貼りゃ良かったなぁ。



・・・とまあ、「急にアクセスが増えて舞い上がったブログ主のNGパターン」(口調が変わる・アクセス数に言及・アフィリエイト始めようとする)はこれぐらいにして、
感想というかコメントを。

もともと記事を書く前からこの話題は危ないなと思って、書き方や貼る画像に注意を払っていたんですが、それにしてもはてブコメや他所様の反応が概ね冷静なものだった事にはホッとしました。

私自身は身近に身障者が居なくギャルゲーにも思い入れが無いので、このゲームも「日本の同人誌を元にして海外で制作されている同人ゲー」という点に食いついて、翻訳ソフトと睨めっこしながら制作者の人に英文メッセージを送ろうというまでの気持ちになったんですが、もしこういった題材をセンセーショナルに取り上げる事を不快と感じる方がいらしたらごめんなさい。
元記事で「すごい」と書いたのも、ただ単に身障者を題材にしているから「すごい」というのではなくて、イラストの上手さ・自然さといった見た目的な事や、同人誌に書かれた一枚の絵や外人4コマのような内輪的なネタがネットを通じて伝播し、更にそれにアレンジを加えたものが海外で制作されている事実を「すごい」と思ったということなので、その点はご勘弁を。


ところで「Katawa Shoujo」というタイトルに関してですが、制作スタッフが2chの反応を見たらしく現在タイトルの変更が検討されているようです。
確かにタイトルのインパクトが強すぎると誤解を招きそうだし、こればっかりはしょうがないでしょう。正式タイトルが決まったら元記事の方に追記しときます。

2008年2月8日金曜日

海外有志が制作中の同人ギャルゲー『かたわ少女』がすごい


Katawa Shoujo Dev Blog
http://katawashoujo.blogspot.com/

もはやタイトルの時点で日本じゃ発売できなさそうな『Katawa Shoujo』
タイトル通り主要ヒロイン全員が「かたわ」(身体障害/ハンディキャップ持ち)というものすごい設定のギャルゲーです。

// ここでエログロな内容を想像した変態の人。残念でした、お帰り下さい。
// ノーマルな人は、引かないでもうちょい我慢して下さい。

確かに設定はとんでもないですが作ってる人たちは至って真摯に取り組んでいて、障害者の恋愛という非常にデリケートな題材を純愛ギャルゲー的なレトリックを用いて描こうとしています。
ゲームのスクリプトエンジンは海外のノベルゲームでよく使われるらしいRen'Py。フリーウェアとして公開される予定でライセンスはCC-by-nc-nd。一応アダルト描写もあるようです。



以下にDev Forumの内容を超適当に訳してあるんですが・・・、ん~、まぁ大丈夫だと思いますが画像があるので。この題材を生理的に受け付けない人はこっから先見ないほうが無難です。一応免責として。

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概要

Katawa Shoujoは障害児童が生活を送る特別な学園を舞台にした美少女ゲーム(bishoujo)スタイルのビジュアルノベルです。
平凡な学生生活を送っていた主人公は、ある時医師から心臓の先天性な疾患を告げられ、遠く離れた障害児学校へと転入することになります。このゲームは、彼が自らの病と向き合いながら、学園で出会う友人たちとの友情や5人の少女たちとのロマンスを通じて成長していく姿を描いた物語です。




キャラクター


Hakamichi Shizune (聾)

聴覚障害があり、手話を用いて意思疎通を図る。
他人から自分の境遇を気の毒に思われる事を極端に嫌い、自らを厳しく律しながら、学園内でリーダーシップを発揮している。


Ikezawa Hanako(火傷)

火事で両親を亡くし、自らも酷い火傷を負う。
外部の社会へ恐怖心を抱いており、他人に対しよそよそしい態度を示す。ゴスロリ好きだが他人に見られることの恐怖から着れない。


Sato Lilly (盲)

裕福な家庭に生まれ、5人兄弟の長女として慕われている盲目の少女。
学園でも学業優秀で皆が頼りにする優等生。Hanakoも彼女には心を開く。


Ibarazaki Emi (義足)

幼少期の事故により両膝から下に義足を付けている。
前向きな性格で皆から好かれる元気っ娘。陸上部に所属しており、走るのは誰よりも速い。

Tezuka Rin (短肢)

先天的な障害と誕生時の外科手術により両手が短肢となる。
想像力豊かで時に皆を困惑させる価値観の持ち主であるが、両足を用いて描く絵画に芸術的な才能の片鱗を見せる

パロディ
Forumで見かけたパロディイラスト。これもある意味すごい。

らき☆すた風


くそみそテクニック


ちゅるやさん 


外人4コマのアレ




元ネタ
実はこれらのキャラクター設定や『かたわ少女』というタイトルは、同人サークル絶対少女の同人誌に書かれた1枚のコンセプトアートが元になっていて、この事はちゃんとDev Forumにも記載されています。
つまりこのゲームは日本の同人誌を元にした二次創作ってわけ。


開発者の人に質問してみた
で、その元ネタの絵なんですが、"カタワ少女"でググると、どうやらその絵が一時期ふたばちゃんねるで盛り上がっていたみたいなんですよね。
キャラクターの名前もある程度日本文化に詳しくないと出てこない名前だし(聾の少女が「静音」、両腕の無い芸術家が「手塚」←如何にも手塚治虫的なキャラ設定、我王とか)、Forumに投稿されてるイラストの上手さ・ネタっぷりを見ても、絵師なり翻訳者なりに誰か日本人スタッフが絡んでいて、ふたばで盛り上がったのを受けて制作されたのかな~と思ったんですが、プロジェクトディレクターのキャメロンさんに直接PMして訊いてみたところ、
意外にも日本人スタッフは全く関わっていない、純粋に外国人スタッフによって作られているギャルゲーだそうです。元ネタの1枚絵は、海外の画像掲示板に転載されていたものを見たとか。

外国人といっても、キャメロンさん自身は日本語学習者で、ふたばちゃんの方もたまに見るという結構なオタクさん。PMのやり取りも日本語で返してくたので助かりました。
PMでいろいろ訊いてみたところ、現在の開発進行度は15%程度(今はもうちょっと進んでると思います)、まだまだスタッフを募集している開発の初期段階ですが、「日本の人がこのゲームに興味を持ってくれたら嬉しい」とおっしゃっていました。

ブログ記事用に画像を使って良いかどうかも訊いてみると、「ブログでもPicasaでも何でも公開してOK」というお言葉を頂いたので、上に貼った画像も含めて、まとめてPicasaにアップしときます。
http://picasaweb.google.co.jp/dekubar/KatawaShoujo



2010/05/16 追記: 体験版の日本語訳がリリースされました

「かたわ少女」Act1(体験版) 日本語版リリース - 偏読日記@はてな
http://d.hatena.ne.jp/a-park/20100515/p1

チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮 JoeDownスタジオ インタビュー (ジェリアスカ.com)

ジェリアスカ.com: 時忘れの迷宮: 冨井昭次 インタビュー
http://www.jeriaska.com/?p=224

チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮において、歴代FF曲のアレンジ・リマスターを担当した、JoeDownスタジオの代表:冨井昭次氏と、アレンジ担当:高橋雄蔵氏のインタビュー。

リンク先は海外のサイトですが、全文、日本語に訳されています。




何日か前にBlog rollに追加したのを気付かれらしく、Jeriaskaさん本人から更新を知らせるメールが来ていたので一応エントリ立ち上げ。

このJeriaskaさん、スクウェアの開発者やスクウェアの音楽に関して異常に詳しい御方で、ジェリアスカ.comの他に、前のブログの時に菊田裕樹インタビューを紹介したSquare Havenというサイトも運営されています。

上記サイトではスクウェア関係のコラムやインタビュー記事を載せているんですが、興味の対象がこれまたマニアックで、だるま屋インタビュー*1のような、いちおうゲーム音楽好きの私でも知らなかったアーティスト活動を取り上げるわ、FF12のローカライズスタッフインタビューでは「『ファイナルファンタジーXII』に出てくるシーク語が文法や長いボキャブラリーリストのある、理論上存在し得る言語だってこと知ってた?」という「えぇ!そうだったの!?」と驚かされるような話を引き出すわで、読んでいて非常に刺激的。
Square Havenは基本的に英文サイトですが、ジェリアスカ.comはJeriaska氏が関わった記事の日本語訳を載せるサイトの様なので、興味を持った方は是非読んでみる事をお勧めします。


*1 町田浩明氏と岸川恭子さんのバンド。 岸川さんはミンサガで『熱情の律動』(ヘェーラロロォールノォーノナーァオオォー AA略)を歌っていた歌手の人です。

2008年2月4日月曜日

クロノトリガーの新品未開封品、eBayで高額落札される

digg より)

eBay: SNES - Chrono Trigger, Brand New! Factory Sealed!!
http://cgi.ebay.com/ws/eBayISAPI.dll?ViewItem&rd=1&item=280196150761&ssPageName=STRK:MEWA:IT&ih=018

サテラビュー版やデモ版でもなく、一般に販売された北米版『Chrono Trigger』の新品未開封品。
付いた落札額は1217ドル、日本円にしておよそ13万円

米国のゲーム小売店は制度上、売れ残ったゲームソフトをメーカーに返品したり勝手に値下げする事が可能で、特にロムカートリッジ時代だと邪魔な外箱を捨ててカートリッジを裸で投売りとか平気でするくらい、ソフトパッケージの扱いが酷かったらしいので、米国で古いゲームソフトを美品で見つけるのは日本よりも難しいらしいのですが、それにしたって数十万本単位で生産・販売されたソフトにこの落札額が付くのは驚き。

ベースボールカードとかアメコミの稀少本みたいに、ゲームソフトもコレクターの投機の対象になってきてるんでしょうか。

最近欲しいサントラが立て続けに出てきて困る

スーパーマリオギャラクシー オリジナルサウンドトラック プラチナバージョン
http://watch.impress.co.jp/game%2Fdocs/20071116/cn.htm
プラチナ会員になれなかったのでどっかで買わないと。現物自体は相当数(それこそ一般的なサントラ以上に)出回ってると思うので焦るこた無いかな。

世界樹の迷宮II ピアノスケッチver.
http://www.atlusnet.jp/catalog/detail/189
もともと本編も買うつもりだったのでサントラ付を予約済。オリジナルサントラも買うつもり。

魂斗羅 Dual Spirits オリジナルサントラCD
http://www.konamistyle.jp/ecitem/item46080.html
コナミスタイル先着特典。Virt氏の商業作品では初となるCD化、しかも日本でしか手に入らないとくればそりゃもう買うしか。

drammatica - The Very Best of Yoko Shimomura - (仮)
http://www.shinseido.co.jp/cgi-bin/WebObjects/Catalog.woa/wa/detail?r=SQEX-10112
下村陽子さんのセルフアレンジアルバム。ブログに書かれていたドイツでのオーケストラ収録ってのはこれの事だったのね。

ソーマブリンガー オリジナル・サウンドトラック
http://www.procyon-studio.com/sleighbells/index.html#soma
携帯機で出るノンシリーズRPGにサントラ3枚組とずいぶん思い切ったボリューム。光田氏が全曲作曲だし、よほど自信作と見た。
ゲームの方も気になるけど、もう発売まで一ヶ月切ってるってのになかなか情報出てこないっすねぇ。公式サイトもサッパリだし。

CONCERTO
http://www.zephyr.dti.ne.jp/%7Edeadtech/cd0006.htm
コンチェルトゲートの菊田裕樹私家版サントラ・・・で良いのかな? 菊田氏のことだから普通のサントラじゃないかもですが。


それ以外にGG2 OvertureやらアルカノイドDS(足立賢明目当て)やら買いそびれてるし、これから先もThe Black Mages IIIは出るわ、イトケンのルクス・ペインは出るわでもうなんか金銭的に無理竜。スマブラXのサントラも滅茶苦茶欲しいけど、収録曲200曲以上とか、「社長が訊く」での契約や権利関係の調整が大変だったという話を聞くとCD化は難しそうですねぇ・・・。でもスマブラはサントラ云々よりもこの面子と楽曲を揃えてくれたってだけで嬉しいです。本当に。